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遠いけど、実は近い!メキシコと日本

Hola,todos!!(こんにちは、みなさん!)
日本人だけど中身はラティーナ(ラテン系)、メキシコ在住歴を持つ、スタッフ ケツァリです☆
皆さんのメキシコのイメージって、どのようなものですか?
陽気な国、カラフル、サボテン、暑そう、大きな帽子を被ったおじさん、タコスなどなど・・・。
地球儀で見ると真反対側にある国で、人も文化も全く違うのではないかと思いませんか?
実はメキシコと日本は似ているところや、知らないだけで知ったら親しみを持つであろう点がたくさんある、遠いけど、近い関係なのです。
今回はそれがどういうことなのか、お話ししたいと思います。

1.メキシコと日本

メキシコと日本ですが、なんと400年も前から交流を持っています。
1609年に当時スペイン領であったフィリピン・マニラからメキシコ・アカプルコを目指していた船が、千葉県御宿沖に漂着するところから交流が始まります。
その後、支倉常長らがメキシコ(当時はヌエバ・エスパーニャ)との外交を目的に、船に乗りアカプルコに到着。
このことから、アカプルコには南国らしいヤシの木をバックに袴姿の支倉常長像が建てられています!!
他にも、私が住んでいたグアナファト州は自動車会社のマツダが進出していることから、広島と姉妹都市として提携していたりと国としても関わりが深いんですよ☆

2.親しみやすい言語

メキシコの公用語って何語か知っていますか?英語?メキシコ語?
正解は、スペイン語です!
中南米、南米地域では多くの国でスペイン語が使われています。
スペイン語はローマ字読みをすれば基本的に読むことができるので、日本人にも勉強しやすい言語なんです。
日本でも東北弁や関西弁があるように、スペイン語も国や地域によってアクセントや単語が異なります。
その中でも、メキシコのスペイン語は柔らかく聞き取りやすいんです☆
英語と比べると日本語に発音が近いので、ぜひトライしてみてくださいね。

3.実はとっても真面目なメキシコ人

メキシコの人と聞くと、なんだか明るくてゆったりしている人というイメージがありませんか?
もちろん個人差はありますが、私が生活している中で出会った人々は真面目な人が多い印象です。
仕事はキッチリ、やる時はやる!!
よく私が仕事で困っていた時に助けを求めると、快く同僚が助けてくれました。
ちょっぴりプライドが高いため、仕事のミスを指摘すると心が砕けてしまうガラスのハートの持ち主もいたりもしますが・・・。
でも、こういった仕事に対する姿勢って私たち日本人に似ていませんか?
朝は7、8時から学校や仕事が始まるのは珍しくなく、その分終わる時間は日本と比べると少し早め。
こういったことから、時間のメリハリがハッキリしている人が多く、定時ピッタリに仕事を終えるのが普通です。
と言っても、仕事の終わる5分前には帰る支度やメイクを直したりし始める強者もいますが。(ここがメキシコ人ですね。)
また、学習発表会などの子供の学校イベントなどは平日でも家族みんなで出席は当たり前です。
どんなに真面目でも家族ファーストをするところは、私たち日本人が見習いたいところですね。

4.日本のカルチャーが浸透したメキシコ

メキシコでも日本食がとっても人気です!
スーパーなどでも見た目や味はさておき、巻物系のお寿司が並べられているところが多くあります。
近年では、ポッキーなどのお菓子も人気で、メキシコのドラマでも登場するほど。
そして・・・皆さんはメキシコにオタクが存在することを知っているでしょうか!?
メキシコにも日本のアニメや漫画が好きな人が多くいて、自分たちの事を実際に「Otaku(オタク)」と呼んでいます。
アニメグッズの店が集められた「Friki Plaza(フリキ プラサ)」という専門店街が各地にあり、メキシコシティではビル丸々1棟がアニメグッズや日本のもので埋め尽くされています。
(公式なのか非公式なのかはご想像にお任せします^^)
週末にはアニメ・コスプレイベントが行われていて、そこに日本人が行くと有名人でもないのに写真を頼まれたりします。
アイドルなども人気があり、元AKB48の入山杏奈さんがメキシコに留学した際はメキシコオタク達は本当に喜び、出演していた現地のドラマも人気でしたよ。
こういったサブカルチャーから日本に興味を持ち、日本語を勉強するメキシコ人もたくさんいて日本語学校なども多く開講されています。
想像しているよりも日本に親しみ、興味を持ってくれているメキシコ人はたっくさんいるんですよ☆

いかがでしたでしょうか。
メキシコと日本、言葉や容姿は少し違うけど、なんだか近い物を感じませんか?
可愛らしい刺繍や民芸品はもちろんですが、もっともっと魅力が溢れている国がメキシコです。
他にもびっくりするような文化や習慣など、よりリアルなメキシコを感じていただけるような内容をご紹介していきます。
Nos vemos pronto! (またね~!)